AGRICONNECT Co.,Ltd.

ウェルビーイング研修を実施しました

2021年07月20日CORPORATE CULTURE

こんにちは。コーポレート部の沓脱です。
当社では、「社員一人ひとりの幸せの総報酬を高める」ことを目指しています。
その実現に向けた第一歩として、二日間のウェルビーイング研修を実施しました。

今回研修をお願いしたのは、株式会社KEY ROLE 代表取締役の兼吉さん。
きっかけは、一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミーの「ウェルビーイングベーシック講座」を受講したことです。
その講座の講師が兼吉さんで、ウェルビーイングについて網羅的に学び
自身の幸せについてじっくり考えるきっかけになったことから、全社向けに研修をお願いしたいとご相談しました。

研修の目標は「中長期の自分の理想の状態を考える」こととし、
打ち合わせを重ね内容のアレンジをしていただきました。
一日目にウェルビーイングやポジティブ心理学に関する基礎的な内容を学び、
二日目で具体的な実践法を知り自分の理想の状態を明確化する、という二本立てのメニュー。
一日目、二日目が約2週間空いていたので、
その間に自分にとっての理想の状態を考えられるような個別ワークも実施。
過去を振り返り共通項を探すと、価値観が明確になっていくのを実感しました。

二日目の後半では、3~4名のグループに分けて、シェアと対話する時間をしっかり確保。
印象に残っているのは、シェアタイムから戻ってきたときのメンバーの顔が生き生きとしていたことです。
全員在宅勤務をしているため、久しぶりに話すことができたのが純粋に楽しかったですし、
新たな視点を得ることで自らの考えを深め、充実した対話をすることができたと感じます。


研修を経て改めて大事だと感じたのは、“幸せになる” ことではなく “幸せである” こと。
HappinessとWell-Beingの違いもここにあるのでしょう。
Happyは “Happen” と同じ語源であることから偶発的なイメージを持ちますが、
Well-Being は “よくあること” 、つまりそのような状態の実現を自分で選択すること、を意味します。
今回、幸せの総報酬を高めることに、確実に近づくためのきっかけはできました。
でも、それを選ぶかどうか、実現するかどうかは自分次第なのです。

個人のウェルビーイングが仕事に良い影響を及ぼすことは既に複数の研究結果が出ていますし、
企業戦略としても極めて重要なことです。
自分の幸せをしっかり考えられる個人、社員の幸せに目を向けられる会社が少しずつ増えれば、
幸せが伝播していく社会になるはず。
まずはできることから着実に取り組み、少しずつ幸せの輪を広げられたらと考えています。