アグリコネクト株式会社:採用情報サイト

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某五大商社の内定を辞退して農業コンサル企業へ!
強者若手社員はなぜ「アグリコネクト(株)」を選んだの?
「人はなぜ生きるのか」その問いの先に「農業」があった

ー就活時の軸は何でしたか?

寺澤:軸は「自分が本当にやりたい仕事かどうか。」でした。今までの人生を振り返ると、高校や大学も人に言われたところには絶対に行きたくないと、自分で自分の人生を選んできました。就活の時も同じ気持ちを持っていて「納得のいく就職先を見つけたい。」と思っていました。

ーアグリコネクト(株)を知ったきっかけを教えてください。

寺澤:農業という選択をするまでに「そもそもなぜ人は働くのか」ということを2ヶ月位かけて真剣に考えました。現代社会では、生きていくお金を稼ぐために働かねばなりません。では、なぜ人は生きているのか?それは幸せになるためです。では、私にとっての幸せとはなんだろう?と考えたときに出た答えが3つあります。
1つ目は、周りの人が笑顔な時。
2つ目は、おいしいものを食べている時。
3つ目は、天気がいい時。

2つ目に上げた自分の幸せを作ってくれている「おいしいものの原点」は何だろうと考えた結果「農業」にたどり着きました。「人間の根幹である食を支える農家になろう」と思い、大学卒業後は就農するつもりでした。

そのことを友人たちに伝えると「今まで勉強してきたのに、なんで農業なの?」と言われ、みんなは本質を分かっていないと感じました。自分の選択が正しかったと思える「農業界を引っ張っていけるような農家になろう!」と、決意しました。

しかし、就農という決断をする前にもう少し視野を広げたいなと思い、農家以上に農業界に大きなインパクトを与えられるような仕事がないか調べているうちに「農業コンサルタント」という職種を知りました。そして「農業専門のコンサルタント」として、農業法人だけでなく異業種の大手企業、自治体にまで事業を展開するアグリコネクト(株)の存在を知りました。

合格前に内定を辞退!?揺るがない農業にかける想い

ーアグリコネクト(株)を知る前はどのような会社を受けていましたか?

寺澤:アグリコネクト以外には2社しか受けていません。一つはベトナムのITベンチャーで、もう一つが某五大商社でした。

商社からは内定をもらっていたのですが、数日後にアグリコネクト(株)の説明会に参加して「ここだ!」と直感し、まだアグリコネクト(株)の内定は出ていませんでしたが、説明会終了後すぐに商社の内定を辞退しました。

会社の理念が不安を解消した
〜農業の産業化=豊かな社会〜

ーアグリコネクト(株)から内定が出る前に、某五大商社の内定を辞退したのはなぜですか?

寺澤:私にとっては商社よりもアグリコネクト(株)の理念や仕事内容の方が魅力的に写ったからです。また、アグリコネクト(株)に受からなかったら就農しようと考えていたので、不安はありませんでした。

ー説明会でアグリコネクト(株)のどのような部分に惹かれたのですか?

寺澤:私が理想とする社会は「皆が幸せで、豊かな社会」です。アグリコネクト(株)には「農業の発展に努め、豊かな社会作りに貢献する」という企業理念があります。その想いに共感したのが一番の理由です。

当時、農家になろうという想いはありましたが、
「1つのところに就農したら、社会に与えられるインパクトが少ないのでは…」
という不安がありました。アグリコネクト(株)は農業を産業化することによって業界の発展を目指していて、1つの農家や自治体だけでなく、業界全体を底上げしようという姿勢が、抱いていた不安や疑問を解消してくれると直感的に感じました。

ー説明会から内定に至るまでを教えてください。

寺澤:選考フローはかなり少なかった記憶があります。説明会とカジュアル面談と、熊本さん(社長)前田さん(副社長)の面接だけでした。自分でも驚きましたが、トントン拍子で内定が決まったんですよね。(笑)

説明会の数日後に前田さんと1時間程面接し、終わりに差し掛かった頃「この後時間ある?社長が30分後くらいにくるから話してみて」と言われました。熊本さんが来てからも「これって面接なのかな?」と思うほどカジュアルに話をし、一緒にランチに行きそのまま帰宅しました。

一週間後、選考結果を聞くために会社に直接電話をしたら「是非、一緒に働きたいと思っています。来年から来てくださいますか?」と言われ、内定をしま快諾した。

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仕事を通して身につくゼロイチの力

ー実際に働いてみて、入る前とイメージのギャップはありますか?

寺澤:ほとんどありません。入る前は「ばんばん仕事を振られそう。色々な経験ができそう。」と思っていました。実際にその通りで、入社して3ヵ月後には大手クライアントの報告会で、主担当として水稲肥料に関する調査結果をプレゼンしました。

「まだ新人なのにこんなに任せてもらえるのか!」と驚くと同時に、裁量を持って仕事ができることにやりがいを感じました。

ー初めての報告会まで、どのように仕事を進めていましたか?

寺澤:資料の設計は、大手調査会社からアグリコネクト(株)へ転職してきた先輩と共に行いました。設計後も方向性を間違えないようにと定期的にミーティングをし、とても手厚くフォローしてもらえたので、全くの不安なく報告会の本番に臨めました。

調査の方向性に関して、上司からアドバイスやヒントをもらうことはありましたが、「答え」をもらったことはありません。自分の頭で考えて「答え」を出していくことが常に求められ、私自身もそういった0から1を生み出す力を付けていきたいと思っています。

裁量の大きさがやりがいにつながる。
若手でも信じて任せられる。

ー初めての報告会はどうでしたか?

寺澤:ストーリー性を持って発表ができなかったし、話し慣れていなかったためものすごく緊張しました…報告会の夜、無事に終わったという安堵感と同時に、思うようにできなかった悔しさで胸がいっぱいになりました。

上司には「よくできた」と褒めてもらえましたが、私は全然納得していませんでした。次の報告会では1から自分で考えて、最初から最後まで責任を持って仕事を全うしたいなと思っています。

ーどんな人がアグリコネクト(株)に向いていると思いますか?

寺澤:仕事を楽しめる人、成長意欲の高い人が向いているのではないでしょうか。私もたまにプライベートの予定に遅れてしまったり、土曜日に出勤したりしますが全然苦じゃないんですよね。

また、調査業務では作物や機械、肥料、はたまたCO2など今まで全く知らなかった事柄について調査を行います。私は新しいことを知るのが好きで、好奇心も旺盛な方なので常に楽しみながら仕事をしています。

ー仕事に活かされている寺澤さんの強みを教えてください。

寺澤:物怖じしないので、目上の方にもしっかりと自分の意見を言い、親しくなることができます。きちんと意見が言えるのは、父の影響が大きかったのかもしれません。父はサラリーマンをしていますが議論好きで、夜中に2人で政治などについて意見をぶつけ合うことも多かったです。自分の考えを相手に伝える事ができると、コミュニケーションもスムーズに進みます。

周りからはしっかりしていて頼りがいがあると言われることが多いです。また、幼い頃から納得しないと次に進むことができない性格だったので、調査業務ではその特性が活かされていると思います。当たり前のことですが、クライアントへの提出資料に、自分が納得しない情報を記載することは絶対に避けたいですし、報告会でもきちんと情報を咀嚼していないと自信を持って話すことができないので、理解するまで徹底的に調査を行います。

会社の軸がぶれないからこそ、迷うことなく仕事に向き合える

ー農業を通して社会の幸せを作れているという実感はありますか?

寺澤:あります!
アグリコネクト(株)はもともと、農業法人向けに事業を展開していたそうですが、今は大手企業とともに仕事をすることが多いです。それにもきちんとした理由があります。

中長期の発展を実現しようとすると、投資期間が長くなるのでその分資金が必要になります。会社を立ち上げた当時は、農業法人や地方自治体向けに事業を展開していたそうですが、どうしても資金不足に陥り中途半端な状態でコンサル支援が止まってしまうことが多かったと聞きます。そこで、富士通やJTBなどの大手企業と組んで、事業の幅と将来の可能性を広げたそうです。

事業の継続性や、業界への影響度合いを考えた結果、今は大企業向けコンサルティングの割合が高くなっていますが、熊本さんは農業法人支援について「今後は支援をもっと拡張して、成長意欲のある農業法人の経営全体を支えたい。共に成長したい」と話していました。

自治体支援に関しては「地域活性の仕事は、終わりがないもの。現地でのイベント開催や首都圏とのマッチングフェアのような一過性のものだけでは、地域の永続には繋がらない。外部のコンサルに任せてしまうと、地域住民のノウハウとして蓄積できるものも少ない。誰よりも地元を大切にしたいと思っている地域住民自身が、当事者意識を持ち本気で課題解決に立ち向かうことが、真の地域活性につながる。」と話していました。

アグリコネクト(株)は地域を盛り上げようと頑張っている農業法人や自治体、地域住民と共に歩み、農業界や地方・地域を豊かにするため日々邁進しています。そういった会社の軸がぶれないので、私自身「農業界の発展に貢献できている」という認識を常に持ちながら、仕事に向き合えています。

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周年パーティで垣間見る。上司の新たな一面

ーアグリコネクト(株)の魅力はなんですか?

寺澤:1つ目は、先ほどお話した通り裁量が大きいことです。大学の同級生に会うと1年目は研修で2年目にやっと配属先が決まるといった話を聞きます。でも私は入社して1週間で熊本や小豆島など全国各地の出張に同行させてもらいました。

2つ目は、人です。嫌いな人が一人もいない職場って素敵ですよね。私はいつも10歳、20歳近く年が離れた先輩方と仕事をしており、OJTを通して新たな学びや刺激を受けています。皆さん忙しいはずなのに質問をすると、とても丁寧に教えてくれて、自身が答えを知らないときはわざわざ調べて意見をくれることもあるんです。

3つ目は、社内イベントが豊富なことです。新しい方が入ってくると必ずといっていいほど、みんなでランチやディナーに行きます。また、従業員の家族を招いて行われる周年記念パーティが年に1回開催されており、そこではいつも仕事に邁進する上司の新たな一面が見れて楽しいです。

世界にまで幸せの輪を広げていきたい

ー今後の目標はありますか?

寺澤:まずは冬にある大きな報告会で、自分が主担当となりストーリーを組み立て、納得のいく発表がしたいと考えています。その他、今のところは作物や肥料に関する調査が多いので、それらに関する知識を増やし仕事に活かしたいです。

また、大学時代は外国語学部だったので海外の事業にも興味があります。「農業の発展に努め、豊かな社会作りに貢献する」という理念のもと、アグリコネクト(株)の事業が世界にまで広がれば、幸せになる人がもっと増えると思います。日本を越えて、社会を豊かにしたい。これからの仕事にもワクワクしています!

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プロフィール:2018年度の新卒社員として入社。大学時代は外国語を専攻していたが、就職活動の際に「働く意味」「人間の幸せ」について考え、農業にたどり着く。農業や食を通して、人びとをより豊かに、幸せにすることを目標に掲げている。