AGRICONNECT Co.,Ltd.

アグロノミスト(農学者)の観点から農業の未来に挑む

2022年06月30日農家・農業法人向け事例

科学的な視点で、柑橘の通年供給へ。

クライアント情報

株式会社 KARATSU TACHIBANA(佐賀県唐津市)
代表取締役 上野 勉 様

極早生みかん「上野早生」を産み出した佐賀県唐津市の柑橘農家の3代目。早くにハウス柑橘栽培にオランダ式の環境制御を導入。ハウスみかんの産地 唐津から1年を通して国産柑橘を届けるために、玄海町に大型の第二農場を拡大し展開中。4Hクラブの副会長としても、日本の農業界の発展に向けて次代へと夢をつなぐ。

コンサルティング領域

  • 中長期経営計画策定及び実行支援
  • 財務・資金繰り管理の標準化
  • 系統買いへの新規販路開拓実務
  • 幹部育成に向けた会議体設計及び実施運営支援
  • 集出荷場5Sルールづくり
  • 経営指針書策定
  • 日常的経営相談窓口

「地域」「つながり」を大事にする熱い思いに共感

「農業を俯瞰的に見ている人たちだな。」それが農業経営塾や次世代農業サミットなどで出会ったアグリコネクト株式会社(以下アグリコネクト)の最初の印象でした。その後、私が所属する4Hクラブ(農業青年クラブ)の講演を依頼するために訪ねた熊本県の山都町で、現在の担当者とも出会い、地元である山都町への熱い思いを聞き、私の唐津への思いや志と同じだと共感。ボーダレスなつながりを大事にするアグリコネクトさんの考え方にも強く共鳴しました。会ってすぐに心を開ける人間味のある人たちで、「いっしょにやりましょう!」と意気投合しました。
私は祖父の代から続く唐津の農家に生まれ、いつも地元のたくさんの人たちに見守られながら育ちました。それが今の私の地元 唐津への思いや、多くの年代の人々との“つながり”を大切にしたいという原点になっています。しかし、唐津はハウスみかんのシェアの4割を誇る良い産地であるが故に、少しハングリーさに欠けていると感じるところもありました。
ただ漠然と「農業を何とかしたい」と思っていた当時の私は、12年前に軽い気持ちで入った4Hクラブで、自分の周囲にはない考え方で議論するメンバー達に刺激を受け、本気で農業と向き合いはじめました。さらにアグリコネクトさんとの出会いが、地元への思いや農業界を盛り上げていきたいという気持ちを加速させてくれています。

知識の引出しをどんどん増やしてくれる家庭教師

とにかくアグリコネクトさんが持っている情報量の多さに驚愕しました。幅広く膨大な情報の中から、私に必要な情報をピックアップして提供し、事業の組み立てから支援してくれるのは、農業に特化しているアグリコネクトさんならではだと感じます。さまざまな会社が農業コンサルに参入していますが、就農して1〜3年くらいの農家を対象とした企業が多く、農業経営に特化したコンサルティング会社は少ないと思います。
さまざまな情報をもらい、多くの経験をさせてもらうことで、どんどん私の知識の引出しが増えていく。そして私自身の考え方が大きく変わってきているのを実感しています。アグリコネクトさんは、経営のマネジメントだけでなく、常にその先を見据えている人たち。“どう稼ぐかではなく、稼いだものをどう活かすか”“社会に対して自分たちの農業がどうあるべきか”という考え方を教えてくれました。農家や会社単位ではなく、日本の農業界全体をいかに発展させるかという全体像で考えられるようになったのもアグリコネクトさんとつながったからです。私の知識の引出しを増やしてくれる、まさに「家庭教師」のような存在です。
また、定期的なコンサルティング支援の時間以外でも、農業経営者同士はもちろん、農業界の幅広い分野の方々とつながる場を作ってくれることも大きな財産となっています。アグリコネクトさんが持つあらゆる人脈やネットワークを惜しみなく使って、人や情報をつないでくれます。いつでも自分の疑問や相談にも時間を作ってアドバイスをくれ、常に関わりを大事にしてくれるビジネスライクではないところも、とてもありがたく思います。

アグロノミストの視点から農業の未来を開きたい

農業生産者と研究機関とが直接つながることや、もっと農業をアグロノミストの視点で捉えることが、今後の農業界の発展のカギだと思っています。重油が高騰した時、エネルギーコストを削減して利益を増やすというマイナス的な考え方に疑問を感じました。同じエネルギーコストをかけて収量を増やすほうが未来があると思い、果物では前例のなかった環境制御機器を導入し、光合成や植物の生理を意識することで収量を増やすことができました。もっと農業を科学的な視点から学びたいとの思いで、佐賀大学に通ったり、海外現場の視察もしてきました。人材育成においても、これまでの経験値からの感覚的な教え方ではなく、科学的に伝えることができれば、もっと農業が発展すると思っています。今は、生活に根ざした価格で美味しい柑橘を年間通して届けたい、そのための効率化も重要だと考え、新たに玄海町に大規模な第二農場を作り、農研機構さんと一緒に新しいプロジェクトに取り組んでいます。
今後は海外への展開も視野に入れているので、アグリコネクトさんからの情報やパイプはとても強い味方です。
アグリコネクトさんや若い人たちと一緒に、海外に向けても日本の農業の価値を高めていきたいと思っています。

株式会社 KARATSU TACHIBANA
https://www.citrus-company.com/

佐賀県唐津市浜玉町南山2347−2
代表取締役 上野 勉