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インターンの面接で想いを伝えると
「いいね!来月から来れる?」とすぐにインターンが決まりました

まずはアグリコネクト(株)のインターンに応募したきっかけを聞かせてください。

船越:中学2年生のとき、北海道にファームステイをしたことをきっかけに、農業と豊かな食の関係に興味を持つようになった私は、農学部のある沖縄県の大学に進学しました。
大学4年生のときには1年間休学し、ドイツ・北海道・和歌山県へと足を運び、生の農業現場を体験しました。

ー中学生の時から色んな経験をしているんですね。

船越:はい。そうした経験から規模は小さくとも、農業を大切にしたいという熱い想いを持った生産者の方達にたくさん出会えました。今度は、彼らとは相反する大規模な農業が知りたい…。もっと多面的な視点から、農業界を見てみたい。と、自分自身の農業に対する考えに変化が生まれました。

そして、当時「農業を産業化し、豊かな社会づくりに貢献する」をビジョンに掲げ、企業・農業法人・自治体などに対して農業に特化した経営コンサルティングを行っていたアグリコネクト(株)のインターン募集を見つけ、応募をしたんです。
面接で想いを伝えると「いいね!来月から来れる?」とすぐにインターンが決まりました。

(大学時代の農業実習より)

インターン時代に経験した、一つ一つの仕事から、「考える力」をつけることができました

ーインターン時代の業務内容を教えてください。

船越:印象に残っているのはニラのマニュアルづくりです。自分で情報を集め、実際にお客様と会い、相談して中身の構成を練りました。インターン生でありながら一戦力として扱ってもらい、プロジェクトの深いところまで関わることができました。その他、新卒採用イベントの集客やJ-GAPについて調べるなど、携わる業務は多岐にわたりました。

ー一番辛かったことはどんなことでしたか?

船越:一番辛く、かつ身になっているのが日報作成です。業務報告の他、その業務から何を学んだのか、次に繋げるためにはどうすればいいのかを深掘りするだけでなく「自分がなぜ働くのか」「どんな一生を歩みたいか」などを考えるきっかけになり、仕事や人生における本質的なことに向き合うことができました。

ー今でも役立っていることはありますか?

船越:経営陣からは「まゆちゃん流の農業を強くするって、どういう意味なの?」と問われ続けていたので、その後新卒で働いた会社で悩みを持つこともありましたが「農業界を強くする」に対する「私流の答え」があったので、軸がブレずにすみました。

ーでは驚いたことはありますか?

船越:アグリコネクト(株)の一貫した理念経営です。新たなクライアントになりうる企業とのミーティングに同席したときは「農業界に貢献しない会社とは付き合わない」というスタンスを貫き、大きな案件だったのですが取引しないことを決めました。自分たちが思う「農業界を強くする」に合致しないと判断すれば支援をしないという、一貫したスタンスは凄いです。

ーインターン経験から得た「学び」はどんなことでしたか?

船越:インターン時代に経験した1つ1つの仕事から「考える力」をつけることができました。初めて調査業務を担当したときに、調査報告をまとめ自信を持って会議に臨んだのですが、発表後に「うん、分かった。で?」と問われてしまったことがあります。

ーインターン生も一戦力として扱う、アグリコネクト(株)ならではですね。

船越:はい。当時の私は、目的からの逆算思考や、仮説を立てた上で情報を集め結論を導くといったところまで思考が及ばず、その時の資料は集めたデータを記載しただけのものでした。そのため「あなたはどう思っているのか?」という私自身の考え(示唆)を聞こうとしたのだと思います。
しかし、この経験から「目的を意識すること」が癖づけされ、今ではあらゆる場面で活かされています。アグリコネクト(株)の仕事のほとんどはフォーマットがありません。だからこそ、考える力や目的思考が業務を進める上で重要になってきます。

アグリコネクト(株)の魅力は人です!
社員同士が、個性・人間性・考えを認めあっている組織はかなり珍しいです

ーなぜ、「オイシックス・ラ・大地株式会社」へ就職したのですか?

船越:アグリコネクト(株)に新卒として入りたくて、大学4年生の7月まで就職活動はほとんどしていませんでした。
しかし…絶対に入れると信じていたのですが、まさかの不採用となってしまったのです…。
これは、経営陣含め社員全員が「私のしたいことがアグリコネクト
(株)で、できるかどうか」を一生懸命考えてくれた結果でした。確かに、当時の私は「消費者を変えたい」という気持ちが強く、企業向けの事業を展開しているアグリコネクト(株)とは、目指す方向性が異なりました。結果的に、消費者を第一に考え、事業を展開する「オイシックス・ラ・大地株式会社」に就職しました。今となっては、前職での経験は私の莫大な財産となっています。

ーこのタイミングでもう一度戻ってきたのはなぜですか?

船越:自分の働きかけたい相手が、消費者ではなく生産者だと気づいたからです。同時に「小売業界でのビジネス成功のカギは圧倒的な消費者目線」であることを、企業合併でどんどん勢いづく前職環境で感じてもいました。では、より生産者と近い位置で並走しながら働くにはどうしたらよいか?‥そんな問いと、アグリコネクト(株)に転職するという選択肢が繋がったのです。正直な話、もともと人生のどこかで、またアグリコネクト(株)で働くぞ!という思いもかなり強く持っていましたが…(笑)

ーそこまで思わせるアグリコネクト(株)の魅力とはなんですか?

船越:「人」ですね!アグリコネクト(株)のように、社員同士が、個性・人間性・考えを認め合っている組織はかなり珍しいです。そのため、チームワークも強固だと思います。普通の会社は「うちはこうですよ」というルールや枠組みみたいなものがあって、その枠に入る人を探して入れていく。アグリコネクト(株)は目指している方向や軸は同じだけど、1人1人が枠から出て自由に空を羽ばたいているイメージです。

ー一緒に働く方々はどんな人たちだと思いますか?

船越:各々が自分にとっての「農業界を強くすること」への答えを持っています。一生に一回は、共に仕事をしたいと思える方たちです。経営陣や社員の方達には、本当に大事にしてもらっているなと感じています。だからこそ「入ることがゴールになってしまってはいけない」と常に意識をしています。いい状態の組織をこれからも続けていくために、しなければいけない変化があると思います。その変化に、私も関わっていきたいです。

将来の夢は「農業界に一役買えたな」と思って死ぬことです。

今後の目標は?

船越:この1年は、ずっと関わっている新卒採用イベントを1人で回せるようになりたいです。

将来の夢は?

船越:「農業界に一役買えたな」と思って死ぬことです。もう少し詳しく言うと、業界の流動性を上げたい。業界に入りたい人が入りやすく、出たい人が出やすい、そして中の人はより豊かになれる、そんな仕組みを作っていきたいです。
あとは、アグリコネクト(株)の役員になること。社員ではなく、チームを作る側の人間として、この会社の組織づくりに携わりたいです。ゆくゆくは成功事例として社外への発信も行い、業界への価値貢献に繋げます。

アグリコネクト(株)でインターンを考えている方に、メリットを3つ教えてください。

船越:1つ目は「自分はなぜ働くのか」「社会に対してどんな価値を残したいか」などの本質的な問に対して、真剣に向き合えることです。社会という荒波に自分の足で立っていく覚悟を養えます。
2つ目は、役員・社員の直下で仕事ができることです。これは会社が若いからこそゲットできる特権です!
3つ目は、インターン生であっても裁量権が大きいので、自分の意見がプロジェクトの重要な部分に反映されることです。自分の意見が通るとやりがいやモチベーションUPにつながります。

では、中途採用でコンサル職を志望している方に一言お願いします。

船越:「誰と働くか」がとても重要だと思っています。入社して1週間目に気付いた、良かった点が2つあります。

1つ目は「挨拶が行き交うこと。」
2つ目は「いい意味で小話が活発であること。」です。

会社の規模はどんどん大きくなっていますが、家族みたいな組織だと思います。土台づくりのための社内制度も充実していて「お互い理解し、認め合いましょう!」ということで、登山や周年記念パーティなど社内イベントも定期的に開催されているので、入社したら楽しいベントにも参加できますよ!

プロフィール:琉球大学農学部卒業後、オイシックス・ラ・大地株式会社入社。新卒初となる数億円プロジェクトに企画担当として参画し、WEBマーケティングと事業運営の基礎を学ぶ。2018年、生産者により近い場所で働きたいという思いから、元インターンシップ先であるアグリコネクト(株)に入社。これまでの農業実習先はドイツ、北海道、和歌山県、沖縄県など。