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製薬会社から愛する食農の世界へ!
コンサルアシスタントが描く農業界の未来とは?

ー賢持さんはもともと食や農業に興味があったと伺っています。それらに興味を持ったきっかけを教えてください。

賢持:以前学ぶ機会があったマクロビを通して、食本来の持つ力強さに気づいたこと、 夫と関東各地の道の駅をめぐりその土地の野菜を買うようになったことなどがきっかけで、食や農業に興味を持つようになりました。

新鮮な農産物を味わう感動と、それを育てる農家の方への感謝から、
「こんなにもおいしい野菜を作る農家さんを応援したい」
「私たちの暮らしに欠かせない農業をもっと活気づけたい」
と、農業界に貢献したいと考えるようになったんです。

その頃、仕事でも「無理はせず、自分らしく働いていきたい」という価値観の転換があったので、それまで務めていた製薬会社をやめて新しい職場を探し始めていました。

ー農業界にはさまざまな会社があると思いますが、その中でもアグリコネクトを選んだのはなぜですか?

賢持:目指している方向性が同じだったことや、働き方の柔軟性、条件、仕事内容のバランスがよかったことも大きいです。フレキシブルな働き方はもちろん、調査・資料作成に携ることができるので、 作業者ではなく考えながら仕事ができて楽しいだろうなと思っていました。

農業にかける情熱は第一印象を裏切らない

ー面接時の印象を教えてください。

賢持:1次面接は熊本さん(社長)とお話をしたのですが 社長なのにフレンドリーで気さくで、明るくて。それがすごく印象的に残っています。2次面接を担当してくださった前田さん(副社長)は、 「仕事に対する考え」や「アグリコネクトが農業界で何をしたいか」などを論理的かつ情熱的に話してくれて、 説明会の時点で「熱い想いを持った会社だな」と感じました。

ー現在はどのような業務を担当していますか?

賢持:主に調査業務を担当しています。アグリコネクトのクライアントは業種もさまざまですし、大手企業もあれば農業法人もあります。 今まで携わってきた調査は、施設園芸野菜、炭酸ガス、ITの活用など多岐にわたります。調査以外では、農業経営塾の事務局のサポートもしています。

試行錯誤の末に見つける答えが、クライアントの価値になる

ー調査というのは具体的にどうやって行うのですか?

賢持:はじめにプロジェクトのリーダーが、プロジェクトの全体像・課題・目的などについて説明し、チーム内で認識や理解の共有をします。 調べる事柄が明確になったら、2〜3人で手分けして仮説を裏付ける情報を集めていきます。

情報の取得方法は、ウェブサイト、農水省のHP、ニュース記事、論文、電話・メールヒアリングなどさまざまです。

「自社の技術を活用して、農業界でビジネス展開したい」という要望を持つクライアントに対しては、その事業の方向性を提案するため、国内外施設園芸の状況、流行の野菜の市場性、海外の地産地消事例などを調べました。

海外も含めるとデータ量が膨大になるので、調査には終わりがないんです。 納期に間に合うように情報を集めて1つの答えを出しますが、「自分の調べ方一つでもっと有力なヒントが見つかるんじゃないか」と思うこともあり、試行錯誤の毎日です。

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短期的利益ではなく、中長期の発展を目指す

ー仕事におけるやりがいはなんですか?

賢持:自分の調査結果が企業の経営判断を左右することに、大変さとともにやりがいを感じています!

また、アグリコネクトは短期の利益ではなく、中長期的な発展を最終的なゴールに見据えているため、私自身「誰のために、なんのために仕事をしているのか分からなくなる」といった盲目さを感じず、自信を持って仕事ができることはありがたいです。

「農業界やクライアントの持続的発展に貢献できている。」その感覚がやりがいに繋がっています。

ー反対に仕事をしていて大変だったことはありますか?

賢持:入りたての頃は、そもそも調査の仕方が分からない、ヒアリングのコツが掴めない、といった壁にぶつかりましたし、 専門分野を調べたときは、用語など基本的なことを理解しながら調査をするのが大変でした。

また、調べた結果から示唆出しもできると有用な議論につながるので、ただ言われたことをこなす「受け身姿勢」ではなく「主体性」が必要な側面もあり、今でも悪戦苦闘と成長の毎日です。

冷静さと情熱、覚悟と思いやり持った仲間がいる

ーレベルの高い仕事を求められる側面もありますよね。それでも頑張ろうと思えたのはなぜですか?

賢持:若手を始め、とても前向きな仲間が頑張っている姿を見て勇気付けられたことが一番の理由です!
自分の頭で物事を考え、情熱がある。真剣だけど、独りよがりにならずお互いに助け合っている。
そんな彼らの姿を見て、私もより一層頑張ろうと思えました。

プロジェクトリーダーの方も細かな説明が必要なときは丁寧にフォローし、任せるときは任せてくれるので、一定の責任とやりがいを保ちながら仕事ができています。

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ポジションの垣根はない
全メンバーが一丸となってゴールを目指す

ー働く環境について教えてください。

賢持:まだ規模が小さいからこそ、みんながお互いの顔・名前を知っていてたまに雑談が飛び交う。 そんなアットホームな職場です。また、正社員・契約・アルバイト・インターンなど立場の違いはありますが、ポジションの垣根を超えて、みんなが一丸となって農業界への貢献を目指している会社だと思います。

ーメンバーについても教えてください。

賢持:みんな情熱を持って仕事をしていて、忙しくても思いやりや笑顔、前向きな気持ちを忘れないでいるメンバーが多いと感じます。また、ミュージシャン・省庁・種苗メーカー・ITコンサルなどさまざまな業界の出身者が活躍している点も素敵だなと。多様性を受け入れてくれる会社なんだと思います。

感謝の想いが溢れ出す
そんな職場で成長する自分がいる

ー仕事を通して成長できたことはなんですか?

賢持:生産性を上げることや、諦めない心と柔軟性、感謝する心を持てたことです。

限られた時間の中で最適なアウトプットをするために生産性向上は欠かせませんし、目的の情報をゲットするまで諦めない粘り強さや、発想の転換をする柔軟性も調査においては重要です。

また、情熱と思いやりを持って仕事に向き合う周りの皆さんに、自分もなにか貢献したい。 そんな感謝の心を持って仕事ができているのも、自分自身が成長している点かなと感じます。

ー今後の目標を教えてください。

賢持:コンサルタントの方が調査結果を見て一目で概要を理解できるような資料づくりや、お客様との議論につながる示唆出しができるようになりたいです。

「クールヘッド・ウォームハート」でチームワークを楽しもう

ーコンサルアシスタントに向いているのは、どんな人だと思いますか?

賢持:さまざまな事例の調査を行うので、新しいことに「好奇心」を持って向き合える人。 どうしたら目的の情報を入手できるか試行錯誤し、調査結果が意味することまで考えてみようという「主体性」を持っている方が向いているんじゃないでしょうか。 また、分からないことは素直に質問する「素直さ」も大切だと思います。

あとは冷静な頭と温かい心の両方を持ち合わせた方でしょうか。論理的な思考力はもちろんこの仕事に役立ちますが、アグリコネクトは仲間を大事にする会社なので、 温かい人間味を持った方だと一層チームワークを楽しみながらご自身の力を最大限に発揮できると思いますよ。

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プロフィール:金融・通信・飲食・人材・製薬など多岐に渡る業界での経歴と、アメリカおよびアジアでの滞在経験を持つ。その中で、自分に偽りなく「良い」と思えることを仕事にしたいという思いから、「食農」「地域」にたどり着き、この業界へ。働き方の柔軟性と仕事内容のバランスがマッチし、アグリコネクト(株)へ参画。現在は、クライアントの経営判断をサポートすることに関われるやりがいを感じながら、リサーチ業務に従事している。