アグリコネクト株式会社:採用情報サイト

Home  >  人を知る  >  メンバーインタビュー コンサルティング事業部 建内美由紀

どんな調査もお手の物
期待を裏切らないオールラウンダー!

ー現在はどのような業務を担当していますか?

建内:私は調査業務を担当することが多いです。

農業を新規事業の一つとして視野に入れている大手クライアントの案件に携わったときは
「クライアントの持つ特殊技術や先進技術が農業界に転用できるか」
「参入障壁は低いのか。高いのか」
「参入メリットはどれくらいあるのか」
など企業の経営判断を裏付ける調査を行いました。

結果的に、参入メリットはなく新規事業としての妥当性は低いという答えが出たり、農業界ではなく漁業の分野で活かしたほうが効果の高い技術だったりと調べてみて初めて意思決定に値する明確な回答が導き出せます。

業務の幅は無限大
〜ニーズ調査・協業依頼・マニュアル作成〜

ー異業種の大手企業以外にはどういった案件に携わっていますか?

建内:農業法人支援のプロジェクトに携わったときは、クライアントが大量に抱えていた葉物野菜の残渣の活用方法などを調べました。

残渣を粉末パウダーにして、問題を解消してはどうかという仮説のもと、 市場動向や、実需者・消費者ニーズの調査を行うため、食品メーカーや飲食店に電話やメールヒアリングを実施しました。 加工技術を持つ会社へのコンタクトや、製品を使ってくれそうな企業への協業の依頼もしました。

その他の案件では、作物の栽培マニュアルの作成なども行ないました。クライアントには社員が増えている農業法人が多いので、今までは暗黙の経験知だったものを標準化・社内共有するためのお手伝いもしています。

tateuchi_interview04

知識をブラッシュアップしながら正解にたどり着く

ー調査は具体的にどうやって行うのですか?

建内:まずはネットでの公開情報を調べますが、求めている情報が得られない場合は電話やメールヒアリングを通して、直接情報を聞き出すことが多いです。

ーネット調査で、目的の情報が得られず方向性が傾いてしまうことはありませんか?

建内:ネット調査ではキーワードなどを自分で考えて検索をかけますが、 社内でのミーティングでプロジェクトの最終ゴールのすり合わせをしっかりと行うので、方向性は常に意識しています。ネットサーフィンではなく、目的を持って情報収集するようにしています。

ー電話ヒアリングのコツはありますか?

建内:知識の浅い状態でかける1、2回目の電話は質問が明確ではないので、気を使うことが多く抵抗感を感じることもあります。

しかし、最初の電話で得た情報を次のヒアリングに活かし、知識をブラッシュアップしながら目的の情報にたどり着くように意識すると、相手から良質な情報を引き出すことができるんです。

「プレッシャー」を楽しみながら答えを探す

ー調査業務における大変さはなんですか?

建内:納期やプレゼンの日が決まっているので、期日内に調査を終わらせなければいけないという「プレッシャー」は感じます。

何度調べても情報が出てこず頭をかかえるときもありますが、 諦めずに探し続けると情報の山に埋もれていた答えを見つけ出せることが多いです。

ー仕事におけるやりがいを教えてください。

建内:調査において上長から細かな指示はなく、テーマのみ渡されることが多いため 自分で考えて仕事を進めていけることに楽しさを感じています。

また、そうやって自分で考えて提出した調査結果が、コンサルタントやクライアントの助けになることがやりがいに繋がっています。

ー建内さんはさまざまなプロジェクトでオールラウンドに活躍されていますよね。入社前はどのような仕事をしていたのですか?

建内:前職は外資系人事コンサルの会社におり、コミュニケーション部門で、クライアントのニュースレターや会社説明会用資料の作成を担当していました。

従業員の意識調査に携わり、従業員と企業が目指す方向性にズレはないか、エンゲージメントは低下していないかなどを数値化し、調査結果をクライアントと共有、ワークショップの支援などもしていました。

tateuchi_interview05

プロジェクトを自分で回す!?
パワフルに仕事をこなす頼もしい若手!

ーメンバーや社風についてはどう思いますか?

建内:若手メンバーもみんなしっかりと自分の意見を持っていて、考えて仕事をしているなと感心する毎日です。 まだベンチャーの会社なので、人員が少ないときはプロジェクトを自分でまわす責任感と気概を持った、頼りになる若手がたくさんいます。

また、人間的にいい人が多くオープンでフラットな職場なので、コミュニケーションが取りにくいと感じたことは一度もないんですよね。それはこの会社の強みだと思います。

ーアグリコネクト(株)にエントリーをした動機を教えてください。

建内:育児と両立できる職場を探す中、時短勤務可能なアグリコネクト(株)を見つけエントリーをしました。

その他、祖父が専業農家だったことや、もともと食や地域活性に関する分野に興味があったこと、調査というおもしろみのある仕事内容に興味を惹かれたこともアグリコネクト(株)を選んだ理由です。

「名刺」が語る思いやり

ー面接時の印象を教えてください。

建内:かしこまらず、まるで雑談のような面接でした。 他社の面接では子どもがいることをあまり話さないのですが、このときは不思議とありのままの自分で話ができたので面接をしてくださった前田さん(副社長)や木原さん(常務取締役)が話しやすい雰囲気を作っていたのだと思います。

また、強く印象に残っているのは「名刺」をいただける会社だったことです。 口頭でお名前だけの面接担当の方が多い中、二人とも丁寧に名刺を渡してくださって… 「たとえ面接でも、出会った人を大切にする温かい会社だな」と感じたことを覚えています。

信じて任せるチャレンジングな社風

ーアグリコネクト(株)の良いところ(強み)を教えてください。

建内:信頼して仕事を任せてくれることです。 「失敗してもいいからとりあえずやらせてみる」といったチャレンジングな会社の風土を感じます。

最初はうまくできなくても、それを上長たちが見てくれていてヒントやアドバイスをいただけますし、 忙しい中でもミーティングをして、しっかりとフォローしてくれるので一定の裁量を持ちながらも安心して仕事ができています。

また、誰が何をやるか事細かに決まっていないフラットさも良さだと思います。 前職では調査する人とプレゼンする人は明確に分けられていましたが、アグリコネクト(株)は違ったんです。

「建内さんが一番知っているから、説明をお願いします」と、コンサルタントではない私がクライアントを相手に説明する機会をいただいたことがあり、 任せてくれる仕事の範囲にびっくりすると同時に、新たなチャレンジができてとてもうれしかったことを覚えています!

好奇心を絶やさず、仕事に向き合う

ー逆にいうと、裁量の大きさに抵抗を感じる方は仕事が辛くなる可能性もありますよね。建内さんの思うリサーチ職に向いている人とは、どんな人だと思いますか?

建内:プロジェクトによっては「光合成の量を測る」などのマニアックな分野の調査も行うので、 好奇心旺盛で新しい知識を吸収することに楽しさを感じる方が向いているように思います。

また複数のプロジェクトを同時に受け持つこともあるので、マルチタスクをさばける方。

納期という限られた時間内に調査をして答えを導き出すプレッシャーに強い方も向いているのではないでしょうか。

ー今後の目標を教えてください。

建内:これからもさまざまな分野の調査を行うと思うので、 「〇〇は建内さんに聞けばわかる」といったように自分のテーマ(強み)を見つけたいなと考えています。プロジェクトを通して身につけた知識をしっかりと深め、自分の言葉で語れる内容も増やしていきたいです。

tateuchi_interview06

プロフィール:就職情報会社、外資系人事コンサルティング会社を経て、2017年よりアグリコネクト(株)に参画。前職では、社内コミュニケーションや従業員意識調査業務を通じて「会社と従業員との幸福な関係」をテーマに探ってきたが、夫の海外赴任と時短勤務終了のタイミングが重なり、自分の仕事と育児と幸福のバランスを再考することになる。キャリアのリセットをし、ゼロベースで自分の関心を追及した結果、「食と農業」「地域活性化」のテーマにたどり着く。現職では、リサーチ業務に従事。一切のルーティンワークがない刺激的な環境の中、経営拡大中の農業法人様や農業分野への新規参入を考える企業様のお役に立てるよう、日々楽しみながら奮闘している。