農業人材育成とは
将来にわたって日本の食を守るのは農業者。
より優れた農業人材、農業経営人材を育成するスクールは
全国各地で人材を輩出します。
Table of Contents
農業界における人材育成の目的
自らの農業経営に誇りと責任を持ち、自らの決断で未来を創り出す経営者を発掘・育成することこそが、
農業界における人材育成の意義です。
真に実現したい志を持ち自ら決断する経営者が、地域農業の発展を牽引し、地域社会に豊かさをもたらします。
農業界における人材育成の役割
自ら課題を認識し、解決に向けて動く農業経営者は、その手段として新たな「資本」「知識」「技術」を活用し始めます。
故きを温ねて新しきを知ることで、日本の”慣行”農業に新しい風を吹き込み、発展のブースターとなるのです。
農林水産省の支援事業
農林水産省は、2012年(平成24年度)から農業教育の高度化を支援する事業を行っています。
目的は、「農業経営の高度化や6次産業化など、農業をめぐる状況の変化に対応し、
就農を目指す方や経営発展を目指す農業者の方に対して、より充実した教育を行うため*」とされています。
事業名は「農業人材力強化総合支援事業」、別名「農業経営塾運営支援事業」です。
*農林水産省「農業教育高度化の支援」https://www.maff.go.jp/j/keiei/zinzai/kyoiku/kyoiku_kyoka.html(2022/02/25)
農業経営塾 運営支援事業とは
国が都道府県に対して「農業経営塾」の開講に必要な準備経費を支援するというものです。
カリキュラムの検討や受講生の募集等に要する経費、研修施設の整備等にかかる経費が補助されます。
農業経営塾 とは
農業経営塾は、都道府県農業大学校・大学・民間教育機関の何れかが主体となり、関係機関と連携しながら運営する塾です。
運営主体は都道府県の判断によって決まります。
講師は、異業種の経営者・税理士・コンサルタント・大学教員などの専門家が務め、
経営に必要な知識を体系的に学ぶ場になっています。
アグリコネクトと農業経営塾
アグリコネクトは、2011年(平成23年)に農業経営塾の企画・運営を開始、受講生は全国で2000名を超えました。
講座では、経営理念の策定・経営計画策定・販路開拓・現場改善・財務改善・雇用及び人材育成など、
経営に関するすべてのテーマを取り扱います。
受講にあたり、農作業との折り合いや内容の理解、あるいはPC作業につまずいてしまうなど、
継続の障壁になる要因は個別サポートをすることで解消に努めています。
コメント
地域の人材育成を担う普及指導員や営農指導員に向けた研修も実施しています。
農業経営塾の創設や研修会・セミナーの企画をご検討されている方は、お気軽にご相談ください。