4月30日に農業参入を検討している企業さんに向けて、候補農地をオンラインで視察する取り組みを行いました。

もともとは現地での視察を予定していましたが、コロナの影響で訪問が延期になり、まずはオンラインで現地を確認しながら事業の可能性について検討を進めました。

事前に県や自治体の方々と綿密に準備を進めました。候補地はよくある航空写真ではなく、ドローンを使って圃場の全体が一望できる動画をつかったり、圃場内の複数地点から土壌状態や畦、道幅等を撮影した動画を見れるようにしました。また、普及員の方が候補地に出向いてミーティング中にLIVE中継したり、連携候補の地元の農業経営者がLIVEに登場して企業と会話したり、擬似的に現地視察を体感できる情報を提供しました。こうしたリアルな情報をもとに具体的な投資規模や補助金活用、スケジュールの検討まで進み、オンラインですが充実した事業検討の場になりました。

もちろん現地に行けるに越したことはないですが、企業や他地域からの参入を求めている自治体では、オンラインで農場が視察できる仕組みを整えることは重要になってくると思います。

現在、地域の未利用農地活用について多くの自治体から相談を受けております。事業展開先をお探しの方がおられましたらご相談ください。