4月22日にAC経営研究会を開催いたしました。

毎回複数のコンテンツを設けており、今回の第一テーマは「コーチング」。プロのコーチによる実践的なセミナーで、コーチングを体験しました。人材育成や組織づくりは昨今の農業経営において重要なテーマで、研究会ではこれまで「人材育成チェックリスト」「経営方針発表会」「面談」などのコンテンツを提供してきました。今回は、そうした中でもとくに会員の関心が高く、また当社としても「個性を活かす」経営のための鍵となると考えるコーチングにスポットライトを当てたものです。

参加者からは「ヒントがたくさんあり、早速実践したい」「引き続きコーチングを学びたい」といったフィードバックがありました。とくにコーチングをはじめて学んだ参加者は、組織づくりのための視界が開けたようです。

第二テーマは「農業の事業構想」。これは、会員が事業の沿革や今後の計画を発表し、他の会員からの質問・コメントを踏まえて議論する機会で、定期的に設けています。聴講する会員にとっては他の先進農業経営者の考え方や戦略を学ぶ機会であり、発表する会員にとっては多様な意見を受けて自身の経営を見直す機会となります。

今回は、この4月から経営研究会に正式参加となった気鋭の若手柑橘生産法人代表が、さまざまな逆境の中で、自社がいかにして研究開発を強みとしてきたか、今後どのような経営体へと飛躍していくかを熱く語ってくれました。互いの学びのため、新規の会員も以前からの会員も、互いの理念と戦略を学ぶべく、さまざまな質問・意見が飛び交いました。

AC経営研究会では、引き続き意欲のある農業経営者に学びの場を提供してまいります。関心のあるかたは、ぜひご一報ください。